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2011年01月23日

タイの屋台コーヒー

 タイの屋台でコーヒー、タイ紅茶、ミロが販売されている。タイに行った当初は衛生面の事を考慮して、屋台で購入するコーヒーを飲むのを敬遠していた。しかしタイ人がビニール袋に入れたアイスコーヒーにストローをさしておいしそうに飲んでいるのを見て、ある日飲んでみることにした。お店の前でタイ人がオーダーしているのを観察して、注文はオーダーメイドで作ってもらえるのだと理解した。そこで「ネスレのインスタントコーヒー、エバミルクたっぷり、練乳多めで、砂糖なし」と注文してみた。店主はこくりとうなずき鮮やかな手つきでそれらを混ぜ合わせ、ビニール袋に入れてくれた。そしてバーテンダーがカクテルを作るように、それを軽く振って手渡してくれた。注文してから一分あまり。この一連の動作は、ホテルの朝食でオムレツを焼いてくれるシェフの動作を思い出させてくれた。一口飲んで、うまいと思った。それはいわゆるコーヒーとしてではなく(失礼)。コーヒー好きの人が「スターバックスのフラッペチーノは邪道だよね。」と言っているのを聞いて、コーヒーとして飲むからまずいと思うのであって別のものとして飲みには値があると思っている。タイの露天アイスコーヒーは練乳がたっぷり入って甘ったるいはずなのだが、砕け氷と混じり合うことでちょうど良い加減になるのだ。またその際に泡ができ、それがまたたまらないのだ。
 この日以来、以前まで存在しながらも眼中に入ってなかった屋台コーヒー店に目がいくようになった。そして店主によって入れる流儀、パフォーマンスがいろいろあるのだと気づいた。またタイの友人と屋台コーヒー店の話をするようになり、彼らがそれぞれお気に入りのマイショップを持っていることを知った。流行のお店は早朝の出勤時前には、列を作る。自分もその列に入り店主のパフォーマンスを見ていると、全然知らないお客さんもなんだか仲間みたいに思えてくる。またお客さんの注文を見ることで、色々なカスタマイズ方法を学べる。アイスコーヒーにオワンテン(日本では販売されていないがミロの親戚みたいなもの)を一さじ入れることで、こくを出すなどなど。これらをわずか一杯12バーツから15バーツで販売してくれるのだ。タイのスターバックスでコーヒーは一杯80バーツくらいする。この屋台コーヒーの魔力を知ってからは、スタバに行く回数が激減してしまった。というわけでまだ屋台コーヒーを飲んだことが人には、是非トライして頂きたい。


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Posted by ナムチャイ at 05:32│Comments(0)タイ
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